
学生ポスターセッション
Day1 06.26 THU
前半 14:00~14:45
後半 16:15~16:45
講演室1
CAM
01
数値制御工作機械の送り速度指令値設定方法の開発
(CNCコントローラの補間特性を考慮した内回り誤差の低減)
中村祐大
埼玉大学
大学院理工学研究科機械科学専攻
(金子順一・阿部壮志 研究室)
NC工作機械の指令経路のコーナー部において、実際の機械動作では内回り誤差が発生する。本研究では、軸運動方向の反転時の機械振動の影響を考慮し、内回り誤差抑制を実現するNC指令値の設定法を開発した。
CAM
02
金型加工における形状シミュレーションに基づく工具経路生成
乾大吾
神戸大学
大学院工学研究科機械工学専攻
(西田勇 研究室)
STL形式のCADモデルを入力情報とし,工具経路の解析時に,被削材の形状シミュレーションを並行して行うことで,異なる工具径での加工時に無駄なエアカットを省いた工具経路を 算出するシステムの開発を行った.
CAM
03
複雑形状の型加工に対応した5軸割出し加工の自動工程設計
松川賢太朗
神戸大学
大学院工学研 究科機械工学専攻
(西田勇 研究室)
木型などの自由曲面で構成される複雑形状の加工を,同時5軸加工ではなく5軸割出し加工のみで行う自動工程設計システムを構築した.適切な5軸割出し姿勢を決定し,エアカットを省いた工具経路を自動で生成した.
CAM
04
3軸制御加工の高速化のための指令点間距離と指令点間角度を考慮した切削点生成手法の開発
石川隼人
電気通信大学
大学院情報理工学研究科
(森重功一 研究室)
本研究は、3軸制御加工を高速化することを目的として、弦誤差がトレランスを満たしたうえで、指令点間距離と指令点間角度を考慮して、指令どおりの速度による加工を可能とする切削点生成手法を提案する。
切削加工
05
ロボットマシニングを対象とした手先剛性推定モデルの開発
黒木瞭太
埼玉大学
大学院理工学研究科機械科学専攻
(金子順一・阿部壮志 研究室)
産業用ロボットを金型の研削、研磨等の機械加工へ適用する際には手先の剛性不足による精度低下が課題となる。本研究では任意の姿勢における手先剛性について、各関節軸の指令角度に対する剛性を調査し、推定モデルを開発した。
切削加工
06
比切削抵抗パラメータの継続的な監視による工具摩耗推定手法の開発
佐々木蒔温
埼玉大学
大学院理工学研究科機械科学専攻
(金子順一・阿部壮志 研究室)
切削加工において工具摩耗は常に進展するため、摩耗状態の推定は加工精度の維持に必須となる.本研究では比切削抵抗モデルのパラメータを監視して工具摩耗状態を推定する手法の開発を目的とする.
切 削加工
07
積層造形マルエージング鋼の微細組織がエンドミル溝切削特性に及ぼす影響
臼井弘斗
東京電機大学
大学院工学研究科機械工学専攻
(田村昌一 研究室)
積層造形されたマルエージング鋼のエンドミル切削における切削特性を調べた.金属組織の異なる溶製材との切削力,切りくず形態,仕上げ面を比較し,組織特性の観点から違いを議論する.
切削加工
08
エンドミルの切削力に基づく工作機械の加工特性の評価
沖聡知
東京電機大学
大学院工学研究科機械工学専攻
(松村隆 研究室)
エンドミルによる切削力を測定し,切削時の工作機械およびツールシャンクの動的特性を評価する手法を試みた.また,工具の送り方向が切削特性に及ぼす影響を明らかにし,工作機械の動特性に対する異方性を示した.
切削加工
09
エンドミル切削による仕上げ面の残留応力特性
池田眞飛呂
東京電機大学
大学院工学研究科機械工学専攻
(松村隆 研究室)
エンドミルによる溝加 工に対して切削仕上げ面の残留応力分布を調べた.切れ刃の回転により切削方向が変化し,材料表面に負荷する切削力とその方向が変化するため,切削領域によって残留応力が異なることを示す.
切削加工
10
プレストレス切削法による残留応力制御
田口幹人
東京農工大学
大学院工学府機械システム工学専攻
(笹原弘之 研究室)
プレストレス切削により、切削前に弾性限界内の応力を与え、切削後の残留応力を制御する研究を行っている。実験と解析を通じて残留応力の変化を評価し、新たなプレストレス付与方法や最適な加工条件を検討する。
表面処理
11
レーザピーニングによるコーテッド超硬合金の表面特性強化処理
向川雄翔
福井大学
大学院工学研究科産業創成工学専攻
(岡田将人・鬼頭亮太 研究室)
切削工具・金型等に用いられるコーテッド超硬合金に対し,レーザピーニング処理を施すことで,硬質層と基材両者の特性を向上できる処理技術について,種々の評価手法により,その機構を解明した.
積層造形
12